おはようございます!susken(@sustaina_ken)です。
最近、”八方よし”のビジネスモデルを紹介する次の本を読みました。
ビジネスモデルを紹介する本ではあるのですが、なにより『こんなサービスがあったんだ!?』という驚きのほうが強くブックマークしたりアプリダウンロードをしているところです。
そこで今回は本書で紹介されている100のビジネスモデルから、便利で役立つ、そしてサステナブルなサービスを7こ紹介したいと思います。もし興味あるサービスがあったら、どんなサービスか調べて使ってみても良いかもしれません(^^)
ブルーシードバッグ
同サイトより引用
2016年4月に起こった熊本地震。ブルーシードバッグは地震後、使い終わったブルーシードをバッグとして再利用する取り組みです。ブルーシードを再利用するというサステナブルな観点だけでなく、バッグを作る工場は熊本県内、そして販売によって得られた収益の20%が復興支援に当てられるビジネスモデルになっています。
今ではブルーシードバッグ以外の商品も販売されているので気になる商品があれば、ぜひ購入して復興支援に貢献してみてはいかがでしょうか。
彩(いろどり)
同サイトより引用
彩は、地方創生の成功モデルとして取り上げられているビジネスモデルです。限界集落と言われる地方の高齢者や女性から、料亭などで用いられる”つまもの”を採取してもらい、販売することで”葉っぱ”をお金に変えました。
以前からつまものを販売していたようですが、市場予測が出来ないことから普及していませんでした。しかしそこから、株式会社いろどりの代表がITを用いたマーケティングと発注ネットワークを構築しビジネスとして成功させました。
料亭は季節感のある”つまもの”を購入できるようになる、採取している高齢者や女性は地方に住みながら収入を得ることが出来、また山へ採取しに行くことで健康にも良い。とまさにwin-win!
つまものを購入することは少ないかもですが、オフィシャルサイトからポン酢なども販売されているので、試しに1つ買ってみてもいいかもですね(^^)
TABLE FOR TWO
同サイトより引用
こちらのサービスは、どこかで目にしていたことがあるかもしれません。TABLE FOR TWOは対象商品を購入すると、20円が食料不足で困っている東アフリカの給食1食分として届けられるサービスです。一見、先進国から途上国への寄付に近いように見えますが、TABLE FOR TWOは先進国の肥満にも目を向けており、対象商品は肥満解決に役立つヘルシーな食材を対象としており、先進国の肥満と途上国の飢餓を同時に解決するサービスになっています。
西友やCAFE & MUJIなどでもサービスを利用できるため、気づかないうちに貢献していたかもしれませんが、TABLE FOR TWOに賛同しているサービスは多いので、一度意識してみると面白いかもしれません。
ピリカ
ピリカはごみ拾いに着目したSNSアプリです。スマートフォンアプリを用いて、自分自身が拾ったごみを投稿すると、その地点がピカリと光ります。普段だとなかなか気づかれないごみ拾いを見える化して、みんなで地球をキレイにする。という素敵なアプリだと思います。
私はちょうど大学生のときに京都大学の学生が起業して立ち上げたサービスのため、すごく印象に残っておりアプリも利用しています。
ごみ拾いという行為そのものを参加しやすくするサービス。『こういった直球のサービスがどんどん増えるといいな』と思います。
ライフストロー
ライフハッカーより引用
個人的に一番驚いたサービスがこれでした。
ライフストローは文字通りストローなのですが、このライフストローを通して飲むと濁った水でもバクテリアがいる水であっても濾過して飲水に変えてくれるという商品です。
もともとアフリカをターゲットとして販売し始めたのですがアフリカの方々の所得の問題で購入できなかったため、400万人に無料配したそうです。その結果、伐採して水を沸かす必要がなくなり、森林が守られ二酸化炭素排出の削減につながる結果になりました。
今では二酸化炭素の削減手段として、排出権取引のイチ手段として利用されているようでアフリカの人が直接買わなくても企業がCSRの取り組みとして購入しアフリカの方々に付与されるようになったそうです。
1つのライフストローで1,000リットル飲むことが出来、私達もAmazon等で普通に買うことが出来ます。非常用リュックなどに1つ入れておいてもいいかもしれないですね。
ポリポリ
同サイトより引用
ポリポリは、画像の通り直接国会議員に意見を伝えられるプラットフォーム。実施にこのサイトから政策が作られたケースもあるようで、遠いことのように感じる政治を身近に感じられるだけでなく、行政になんとかしてほしい課題に対して当事者意識を持って取り組めるようになる素敵なサービスだと思います。
このサービスがさらに素敵な点は、インターネットであるがゆえに生じる誹謗中傷のような投稿を信頼スコアというスコアで管理している点。建設的な意見交換ができるような仕組みになっているからこそ、意見も言いやすいですし、政治家の方も受け取りやすいと思いました。
子育てシェア
同サイトより引用
「子育て世代が助け合える社会を作ろう」という志から生まれたサービスが子育てシェアです。このサービスは、地元の子育て世代と繋がりが出来、”送迎・託児のシェア、モノのシェア、コト(予定)のシェア”が気軽に行えるようになっています。
私も早速登録、アプリのダウンロードをしてみましたが、住所登録を行うことで地元の幼稚園のコミュニティに入ることが出来たり、子育てのイベント情報が配信されていました。
いきなり子供を預けるにはハードルが高いかもしれませんが、そういった意見を反映するためモノのシェアやコト(予定)のシェアから初めなかよし度を見える化する仕組みがあったり、万が一の事故のときも運営会社から無料の保険適応(最大5000万)がされるようになっています。
同じ幼稚園やイベントなどのコミュニティから知り合いになり、モノやコトのシェアから、最終的に送迎・託児のお願いができるようになるといいのかなぁ。と思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。いくつ知っていたでしょうか。
今回紹介したサービスは、SDGsの目標の1,2,3,6,8,10,13,15に関わっていると思います。
どれも普段の生活をちょっと変えるだけでできることですので、SDGsに貢献する第一歩として、どれかスタートしていただけると嬉しいです。
ではでは、本日も素敵な一日になりますように。