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[Lifestyle]住:ミニマリストを始めて気づいたサステナブルとの関係-買わないという選択- #002

おはようございます!susken(@sustaina_ken)です。

数年前からミニマリストの生活に興味を持ち始めていたのですが、”アタッシュケース1つに収めています!”のような極端なミニマリストを多く見て、『それは、私には出来ない。。』と諦めていました。

しかし、1年ほど前、

ジョシュア・ベッカー(著), 桜田直美 (翻訳),かんき出版 (2016/12/14)

というブームの火付け役となったブログの作者が書いた本に出会い、ミニマリストを始めてみようと決意しました。

今回は、
・ 今まで考えていたミニマリストと本書の考えるミニマリストの違い
・ ミニマリストを始めて気づいたサステナブルの関係性

の2点についてまとめたいと思います。

学び

今まで考えていたミニマリストと本書の考えるミニマリストの違い

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私が考えていた従来のミニマリストのイメージは

アタッシュケース1つに収まるぐらいモノが少ない生活

でした。しかし、ブームの火付け役となった作者が語るミニマリストの定義は

いちばん大切にしているものを最優先にしてその障害になることはすべてを排除する人

であることがわかりました。(※本書の中ではミニマリズムの定義として紹介していますが、文章と整合性をとるために”こと”から”人”へ変換しました)

言い方を変えるなら、いちばん大切にしていることは捨てるどころか時間やモノを増やしても構わないといことです。
『それだったら自分にも出来るかも』と思い、ミニマリストを目指すことにしました。

ミニマリストを始めて気づいたサステナブルの関係性

本書の定義に従うと、ミニマリストを目指すには”いちばん大切なこと”を決める必要がありました。

しかし、いちばんと言われると難しく、すぐに決めることが出来なかったので、”絶対にいらないモノ”をどんどん捨てることにしました。捨てていき最後に残ったものは結果的にいちばん大切なこと(モノ)と考えたからです。

捨て始めると、新しくモノを買うことの意識変化が出てきました。
『この商品ほしいけど、ちょっとしたらすぐに捨ててしまう(=使わなくなる)のではないか?この前捨てたものと結局のところ系統が似てないか』と。

すると自分でも驚きですが、あれだけ頻繁に衝動買していた私が、衝動買いをしなくなりました。
『セールだから、今のうちに』とか、『似たような服持ってるけど、色違いもほしい』とか、その手の衝動買いが減りました。

そのような生活が半年以上、経過した今では、バーゲンやセールという言葉でフラフラすることがなくなり、”必要になったらセールまで待って買う。どうしても今必要だったら、すぐに買う”という考えに至りました。

このような変化のなかで気づいたサステナブルとミニマリストの関係とは、

本当に必要なモノ以外は買わない

ということです。

最近はサステナブルがトレンドでファッション業界を中心に様々な商品が売り出されています。確かに1つ1つの商品はサステナブルかもしれませんが、衣服を作るには大量の水を使います。染料を使います。大量の服が廃棄されてしまいます。

国連欧州経済委員会の発言によるとジーンズ1本分の綿を生成するために1万リットルの水が必要になるようです。1万リットルは1人分の飲み水10年分に相当する量。お金を払って購入するときに、”どうやって生産されているか”まで考えたり調べることはまずないと思います。
ただ、買うということはその裏側で原料を入手して、人や機械の手で生まれ変わって、手元に届いているということ。何かを消費して、その商品が生まれたことは間違いありません。
だからこそ、自分自身にとってほんとうに大切なこと(モノ)以外は買わないという選択もありではないでしょうか。

すみません。。。なんだか説教じみた感じになってしまいました。
お伝えしたかったことは、”買わないという選択もサステナブルに繋がる”ということです。

まだまだ使われ始めたばかりの言葉なので使う側も受け取る側も意味をしっかり考えて行動に移す必要があると思いました!!

産後まで読んでいただきありがとうございます。

ではでは、本日も素敵な一日になりますように。

ジョシュア・ベッカー(著), 桜田直美 (翻訳),かんき出版 (2016/12/14)